就任、栄転、昇進のお祝いに見る特長

新年度を迎える3月には、多くの企業、学校、病院などでは人事異動が発表されます。
また、新聞などのメディアでも、会社人事、新社長就任のニュースが報じられます。

このため、就任、栄転、昇進の用途での胡蝶蘭需要が増える時期でもあります。

このような用途で胡蝶蘭をお買い求めになるお客様に、胡蝶蘭選びの参考にしていただきたく、当ショップでの実績をご案内いたします。

対象データ：日本胡蝶蘭注文実績
対象期間：注文日時が2018年10月1日～2019年3月6日の範囲
対象の判別：立札のお祝い文、ならびに、用途の選択区分

上記の対象期間において、今回のテーマ「就任、栄転、昇進のお祝い」用途であると思われるご注文件数の割合は、全体の18.3%でした。
例年の傾向から、今年も３月、４月には、この割合がさらに増えるのではないかと思われます。

特長１：社長就任のお祝いが８割以上

立札、お届け先から、社長就任のお祝いと推測できるご注文数は、就任、栄転、昇進の用途全体の82.2%ありました。
つまりは、就任お祝いの胡蝶蘭は、ほぼ社長就任が対象である、というのは過言ではない割合です。

ちなみに、社長就任以外での「就任、栄転、昇進のお祝い」用途の対象としては、次のご注文がありました。
　会社関係：会長、副社長、執行役員、支店長、の就任
　学校・病院：教授、院長、の就任
　その他：政治関係ポスト、財団法人ポスト、の就任　

特長２：15,000円未満の割合が少ない

「就任、栄転、昇進のお祝い」用途のご注文数を価格帯別の割合で表すと以下のグラフのようになりました。

ご覧のように、15,000円未満の割合が減ることが、全体との顕著な差になりました。
一方で、その他の価格帯は、ほぼ全体と同様だと言えます。

企業・団体の規模、お相手との関係性、など、受注実績データでは、そのようなことを読み取ることはできませんが、それらによって、お贈りする胡蝶蘭を選択された結果が上記に表れているのではないでしょうか。

なお、あくまで上記の価格は、当ショップのものになります。
同価格帯の胡蝶蘭のボリュームや品質の胡蝶蘭が、他のショップでは同価格ではないことがある点もお気に留めください。

■各価格帯において注文が多かった商品

補足1：各価格帯での割合とは、その価格帯での注文件数における該当商品の注文件数の割合です。
補足2：価格帯20,000円以上30,000円未満においては、ご注文対象商品がばらけ、上記の３商品のように多くの割合を占める胡蝶蘭がありませんでした。

以上から、当ショップでは「就任、栄転、昇進のお祝い」用途において、大輪３本立３３輪（17,500円）が標準的な対象であり、贈り先との関係性、重要性が高い、あるいは、並べて陳列された際に目立つようにしたい、などの時に、これを超える胡蝶蘭が選ばれた結果ではないかと思われます。

特長３：立札の文言は「祝　御就任」が多い

「就任、栄転、昇進のお祝い」用途の胡蝶蘭の立札について、そのお祝いの言葉は、どのようなものが多いのかを調べてみました。
以下の表では、「就任、栄転、昇進のお祝い」用途の全数における、該当するお祝いの文言の立札数の割合を示しています。 

それほど多くの種類の文言が使われていることもなく、上記のように、大半が「祝　御就任」であり、「御祝」と合わせますと91.3%になりました。 

なお、その他の中身のほとんどは、「祝　社長御就任」「祝　教授御就任」「祝　支店長御就任」といったように具体的な就任ポスト名が記載された文言でした。